機械学習やIoT(モノのインターネット)、次々に出てくるスマホアプリなど、情報技術の進歩はとどまることを知りません。
そんな中「自分もITスキルを身に着けたい!」と思っても、全く知らない分野の勉強って何から手を付けたらいいかわからないですよね。
勉強分野を決めても、学ぶために準備するものが必要だったり、学ぶ環境を用意するための勉強が必要だったりと……。
今日は、新たにITスキルを身に着けたい方におすすめなWEBサービスが有ったので紹介します。
無料で、簡単にITスキルが学べるpaizaラーニングがおすすめ!
paizaはITエンジニア向けの転職サイトですが、僕はもともとスキルチェックで利用していました。
問題が与えられ、標準入力を受け取って求める出力を出すプログラムを提出すると、複数のテストケースから作成したプログラムの振舞をチェックして評価してくれます。paizaに求人を出している企業は、採用オファーを出す前に提出コードを見ることができ、「その人が本当に技術を持っているか?」を履歴書・職務経歴書より一つ掘り下げたところまで確認できます。
このpaizaは転職サイト、ITスキルチェックだけでなく、IT技術者(or 初心者)向けの学習サービスも提供しています。この学習サービス――paizaラーニングは、かなりの講座を無料で利用できるうえ、学習環境すらWEB上で完結しているため非常にお手軽に始めることができます。
解説動画のプログラムの編集・実行が一画面で可能
引用元:https://paiza.jp/works/c/primer/beginner-c1
paizaラーニングでは、講義の受講画面に(1)講義動画、(2)補足テキスト、(3)コードエリア、(4)入出力エリアが共存しています。
そのため受講内容を聞いたそばからプログラムの編集・実行を試してみることができます。また補足テキストエリアには講義内容のポイントが常に表示されているので説明を聞き逃してしまっても安心です。
プログラムの実行環境のWEBブラウザ上にあるので、面倒な環境構築も必要ありません。
解説動画とテキストエディタを別のウィンドウで開いていると、動画とエディタのウィンドウを行ったり来たりしないといけませんが、paizaラーニングではその心配はありません。ブラウザ上で集約されているので、ウィンドウの切り替えの煩わしさから開放される点が非常に満足しています。
また、有料会員になれば動画を倍速で再生することも可能です。「ほとんどわかっているけど学び直したい」部分などは動画を倍速再生しつつ受講することで時間を有効に使うことができます。
解説 → 演習の繰り返しで確実にスキルを身につける
paizaラーニングでは、講義動画を視聴し終わると講義の内容を確認する演習問題を解くことができます。
解説と演習を繰り返しながらカリキュラムを進めていくことができるので、効率いいスキルアップができます。またpaizaはもともとプログラムのスキルチェックを提供していたこともあって、プログラムの実行結果までチェックしてくれるのが嬉しいところ。
わからない部分はエンジニアに質問することも可能(有料会員)
また有料会員限定ですが、講義を受講していてわからない部分はエンジニアに質問ができるみたいです。
初めてプログラミングを学ぶ人にとって、これほど心強いことはないですよね。
この機能については、有料会員になって利用したら、より詳細を書きたいと思います。
paizaラーニングを始めるには?
こちらのページから会員登録することで利用できます。
paizaは転職サイトなので、転職用の情報の入力を求められますが、就職意思に「まだ考えていない」を選択することができます。
まとめにかえて
作りたいものがない状態で文法学んでも、プログラムに起こせないから身につかないんですよね。
結果としてそのうちに飽きてやらなくなるというパターンです。
その点このpaizaラーニングは演習課題という形で、組むべきプログラムを無理やり与えられるので、作りたいモノがなくても学んだ技術を使ってみることができます。
- プログラムを学んでみたいけど別に作りたいものは思いつかない
- 作りたいものはあるが、作り始めるまでに学ぶことが多すぎるので練習課題がほしい
上2つのいずれかに当てはまるような方は、paizaラーニングで学んでみることをおすすめします。