マンガ評 ヴァニタスの手記 貴族! 西洋! ファンタジー!

karte 書評

こんにちは。むたっくす(@mutaxlog)です。

皆さんは、望月淳先生の「PandoraHearts」を知っていますか?

これはぼくが最も好きな漫画のひとつなんですが、その望月先生の新作が出ていたみたいなので読んでみました。

ヴァニタスの手記

と、書いてヴァニタスのカルテと読みます。

吸血鬼にとっての呪いの書である『ヴァニタスの書』を巡って、様々な登場人物が戦ったり、暗躍したりします。

自身が吸血鬼であり、先生にヴァニタスの書を見極めるようにと言いつけられた主人公のノエは、ヴァニタスの書を持ち吸血鬼の”医者”を自称するヴァニタスと出会い、

ヴァニタスの書を取り巻く物語に巻き込まれていきます。

 

この漫画の最も魅力的なところは、個性的で思考の読めないキャラクターです。

ぼくが一番好きなキャラクターはヴァニタスです。

多くの吸血鬼が登場する中、全くの人間である彼はおとぎ話に出てくる魔導書である『ヴァニタスの書』を使い、真命を歪められ呪われた吸血鬼を次々と助けていきます。

平気な顔して人質をとったり、ついさっきまで戦っていた相手に求愛しだすなど、予想のできない行動にいい意味で裏切られます(笑)。

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想い人に殺すと宣言されてこの前向きさ。見習いたい。

『ヴァニタスの手記(1)』P.230より

 

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人質だってとっちゃうぞ☆(ちなみにこのあと惚れる)

『ヴァニタスの手記(1)』P.214より

 

また、そのヴァニタスの相棒のノエにしても、戦える天然と言った感じのキャラクターですが、ときには頭の切れるヴァニタスをはっとさせるような、機転のきいた台詞を言ったりします。

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ヴァニタスに「自分を手伝え」と勧誘された末の回答。カッコいい!

『ヴァニタスの手記(1)』P.128より

 

また、そんな魅力的な二人の漫才のような会話も魅力的です。

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ヴァニタスと一緒に捕まったことに納得いかないノエ。「ぶああああか!」と言ってるのはもちろんヴァニタス。痛快かお前。

『ヴァニタスの手記(1)』P.98より

 

ヴァニタスの手記は、既刊4巻で現在連載中です!

だいたい6~7ヶ月感覚で刊行されており、4巻の発行が2017年の11月のようですから、5巻が出るのは5月か6月頃でしょうか……。

今から発売が待ち遠しいです!